グレードレース

【佐世保競輪 開設74周年記念九十九島賞争奪戦GⅢ】決勝インタビュー

2024/12/21

 

1番車 松浦 悠士

「前中団か後ろ中団と決めてました。一回脚を使わせてから颯馬(伊藤)が緩めたんで、駆けるつもりで行って。自分の距離だと思ってたけど、タテ脚で劣ってる部分があるので、佐々木君を止めれば何とかなるかなという感じだったんですが、行かれてしまいました。

行かれてからはもう引けないし、引いたら着がなくなるので。後ろの二人(岩津裕介と阿竹智史)に気を遣ってもらった部分もありましたね。(ハンドルの)握りを戻して、その点は良くはなってます。決勝に向けての修正点は特にないですね。荒井さんと話をして前で自力勝負」

 

2番車 深谷 知広

「もう誰も出すつもりはなかったです。(蕗澤君が)かなり長かったので苦しかった…。次に橋本君が来てるのが見えて、まだ踏みたくないタイミングだったけど、あそこで出させるわけにはいかないし、そこから全力で踏みました。ずっと重かったです。体調などは変わりない。また決勝に向けて準備するだけで目の前のレースを頑張るだけ。雅也(渡邉)と話をして前で自力勝負」

 

3番車 荒井 崇博

「(深谷の後ろは)リムジンに乗ってるみたいだった。後ろで爆睡してたら目的地に着いて降ろされた様な感じだね。寝坊せんで良かったよ(笑)。ここがスタートラインだと思って、どうにかやっつけたいね。決勝は考えて松浦に任せる。競輪祭での借りを返して貰わんとあかんからね(笑)」

 

4番車 村田 雅一

「僕にしたらしっかりと我慢して待って、空いてから踏んで3着が獲れてるんで悪くないですね。佐世保は相性が良いのか、いつも成績が良い気がする。バンクも軽いし、走りやすいですね。

6月前橋以来のGⅢ決勝。今年はGPシリーズで追加が入ったんですよ。中でGPが見れるし、今回とGPシリーズで(近畿の選手に)良いバトンを繋げられる様にしたいですね」

 

5番車 佐々木 悠葵

「3番車だったけど、前の方から進めたかったので。颯馬(伊藤)が突っ張るんじゃないかと見てしまったけど、突っ張らず、松浦さんが一瞬ペースに入れた所を行きました。

先行してる選手(松浦)に持って来られる事はあまりないので、今日の久田(裕也)君みたいにならないように踏むのを止めて、カントを使ってまた踏めたので。3日間の中だと初日が一番良くて、残りの2日間は疲れが残ってて良くないですね。決勝に向けて身体のケアをしっかりやりたい。自力勝負」

 

6番車 渡邉 雅也

「昨日から近畿の後ろと決めてたんですよ。自分の勘を信じて走ったけど、勘が当たってくれて良かった。これでGⅢでの初決勝だけど、良い所は勘が当たって付いて行った所だけ。余裕はあったが抜けなかったし力不足。決勝は深谷さんと話をして、深谷さんにお任せします」

 

7番車 稲川 翔

「もう千加頼(窓場)が全てやってくれました。強いしかないし、頼もしかった。初日に連係した時は彼が本調子じゃなかったというか、不本意だったと思う。今日連係してしっかりと修正してきてるなと感じました。落ち着きも見えたし、僕の方が落ち着いてなかったですね。決勝も千加頼の番手で、良い連係が出来る様にしたい」

 

8番車 末木 浩二

「後ろ以外で緩んだ所を行く作戦。(松浦が)凄いスピードで来て苦しかった。最後は(松浦が)内に居るのはわかってたし、何とか頑張ろうと。記念の決勝は初めてで嬉しい。状態も前回に引き続き良いと思います。決勝は佐々木君へ」

 

9番車 窓場 千加頼

「他の選手がどう動くかというのを想像して、しっかりと動けましたね。まずは山崎君の突っ張りを防げたのが大きい。上位で戦うにはあれで突っ張られて終わらないという事が大事だし、研究しましたよ(笑)。あと中団が取れて捲り切れたのも良かったけど、上で獲るためにはもう一つ工夫が欲しいし戦法の幅を広げたいですね。

自転車、身体は良い感じに上がってきました。GⅢ優勝というのは目標にしてる一つだし、数年前に佐世保で山田(久徳)先輩が優勝してるので、自分も一年の良い締め括りが出来る様に、気を引き締めて隙のないレースをしたい」

新着コラム

コラム一覧