お世話になりました！？

今期最終戦の大宮モーニング競輪。チャレンジ戦とあって、これで競輪選手を引退するという選手が大勢いる。その中でも実績あった高橋京治は地元戦でラストラン！　

「４２年と２カ月、よく頑張ってきたと思う。怪我もあったけど、ずっと戦えていたと思います」と最終戦を前に思いを述べた。

今開催は師匠の小池和博さんがテレビ中継の解説を行っている。その終了後、取材にきた小池氏、高橋選手、そして記者の自分、本田がいろいろな思い出話で花を咲かせた。

ちなみに師弟で連係したことってあるんですか？　自分が記者になった頃は小池さんはもうＢ級だったし、高橋さんはＳ級だったんで見たことないんですよ！　と話せば師匠の小池さんが

「優勝を取らせてもらったこともあるよ。京治がA級から上がってきたばかりの時。抜いちゃ悪いかなと思ったけど、これから京治は強くなるだろうし、まあいいかって感じで追い込んだ。たぶんそれ１回」と話せば、高橋選手が

「いや平塚もあったし、何回も連係しているじゃないですか！僕が前で頑張ってきましたよ」と話す時の笑顔が20歳の青年のようだった。やはり師匠と弟子は42年経っても立場は変わらない！！

いよいよ明日がラストラン。51期生はもう高橋しかいない。その51期生最後の生き残り、昭和平成そして令和と戦い続けた名マーカー。

明日の最終戦、しっかりと目に焼き付けたいと思います。お疲れ様でした京治さん！！