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川崎競輪 開設76周年記念「 桜花賞・海老澤清杯」GⅢの二日目が終わりました。
期待されていた中野慎詞が車体故障したアクシデントはありましたが、地元の佐々木和紀のS級初勝利や脇本雄太のバンクレコード更新と言った話題もあった一日でした。
天候に恵まれ、イベント効果や日曜日と言うのも相まって、今日も7,468名もの入場があり、大変盛り上がっていました。
二日目のレースの中から二名ピックアップ
十二レース S級準決勝 20:30発走 松谷 秀幸 (神奈川96期)
「(道中の接触で)中野慎詞君がいなくなってどうしようかと思いました。それで一番後ろになってしまって、もう長島大介君の仕掛け頼みになって。仕掛けて行って神山拓弥君は内だと思ったので外に行きました。昨日も伸びていたし、あのコースへ。中野君がいなくなっても1着が取れたし、脚は悪くないですね。明日以降に向けては特になく、もう気持ちだけ強く持って走るだけ。」
さすがの松谷選手でも動揺はあったようで
「あんなこと初めて。目標の選手が捲りに行って、ブロックで飛ばされていなくなったとかはありますけど。勝負どころの前でしたから。さすがに焦りましたよ。『あぁ、どうしよう』って赤板からの一周くらいは頭が真っ白に。それから立て直して最後も1着だから運が良かった。初日のレースで刺激が入った。あれで4着だからガクッとなりましたよ。思えば郡司君も2着の浅井康太君も3着の脇本雄太君もみんなタイトルホルダー。タイトル獲れる人とそうでない人との差はそこなんだとあらためて思いましたよ。」
十レース S級準決勝 19:30発走 栗山 和樹 (岐阜125期)
「前か前中団から。取れた位置からあとは浅井康太さんにお任せでした。鐘過ぎの3コーナーで磯島成介君が行ったので内へ。園田匠さんも離れていたので先捲りをと。前中団の位置が取れたしそこからしっかり踏み切れたと思います。初日よりも短い距離だったし、2日目のほうがアタリもありました。4日間は長いのでしっかりと。疲れもたまるのでケアをします。準決勝に勝ち上がれて嬉しいし、決勝に勝ち上がって少しでも点数を上げらけれるように」
初めての記念参加で
「長い距離をモガく練習、600Mはモガかないとダメだと思うので、その練習はしてました。今は点数もないので車番が悪くなると思うので。」
さらに
「川崎は特進したバンク。伸びるし、毎日軽く感じます。やはり好きですね。」
明日は再度浅井選手との連係。犬伏湧也、根田空史、山岸佳太といった強敵が相手ですが、どこまで戦えるか注目ですね。