【青森競輪Ｆ１ナイター】松本京太「全力で自分の走りを」

【青森・Ｆ１】松本京太選手は「１・２班戦で優勝する事が今の目標です」

７月16日から青森競輪場で「日刊スポーツ杯・エフエム青森杯」Ｆ１シリーズが開催されている。

最終日のＡ級決勝の11Ｒに出場する松本京太選手に話を聞いてみた。

　まずは２日間の走りを振り返ってみる。

　初日は突っ張り先行で地元の日当泰之に貢献し、粘りに粘っての３着。準決勝は先まくりの長谷部龍一の上をまくり切り、飯尾主税に差されたものの２着に粘っての決勝進出だ。

「（準決勝は）まくりにはなりましたけど、ラインで決められてよかったです。スタートを取れたのが一番ですかね。それで組み立ての幅が拡がりましたから。土田さんが来るのは分かっていたし、まずは突っ張ってみて、早めに来たら引くし、来なかったらそのまま駆けてしまおうと。結果的に（２車の）土田さんには行かれてけど、中団に入った長谷部さんが車間を空けなかったから、その分だけ自分に風が吹きましたね。外々を踏む展開でキツかったけど、決まってよかったです。前回の京王閣（の準決勝）でもまくりで１着を取れているし、それで自信を持って仕掛ける事ができました」と熱弁する。

決勝は地元の小原丈一郎との２分戦と言ってもいい一番だが「ラインの先頭で自分の走りを全力でするつもりです。１・２班戦で優勝する事が今の目標なので、それを実現できれば一番いいと思う。だけど、狙って走るような事だけはしない」と締め括ってくれた。