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初参戦となる取手のバンクを見据え、齊藤宏樹(東京・129期)が攻めの姿勢を崩さず意気込みを語った。
動画などでイメージを掴んで踏み入れた取手競輪場。「風が強いイメージがある」と印象を口にするが、指定練習で「しっかり乗って、感触を確かめたい」と入念なアプローチで準備を進める構えだ。
まっすぐと記者の目を見て答えてくれた。
4回目のチャレンジで念願の合格。競輪をもっと広げたいという熱い想いを持ち、この世界に入ってきた。その信念を持った齊藤に明日からのレース展望について聞いてみると、「主導権を握りたいですね」と力強く宣言。というのも、「同期の中でもすごく脚が早いというわけではない」けど、師匠(東京・市川健太・82期)や一緒に走った先輩からは“守りの気持ちになりすぎず、踏みあいになっても強気でいけるように”とアドバイスをもらったそうで、今回は「自分の長所を生かしつつ、長めに踏んで前のめりなレースをしたい」とテーマを明かした。
さらに、今回の開催には、129期の同期も数多く顔を揃えている。
「同期がたくさんいるのもあって、心強い反面やっぱり気にはなりますね。みんながどんどん活躍している姿を見るとすごく刺激になっています」と、ライバルたちの活躍に刺激を受けつつも、いたって表情は冷静だった。
「同期の中でもすごく脚が早いわけではない」と客観視し、分析するからこそ、周囲からの「強気でいけ!」という助言を胸に、自身の得意な部分を生かしながら主導権を握りに行くつもりだ。
ちなみに、普段から「あまりゲン担ぎなどはしないタイプ」と語る齊藤だが、自分を鼓舞するためのご褒美飯が「肉」!らしい。
「(レースが終わったら)赤身肉、ジンギスカンとかいいですよね!」と、
これまでの質問には真面目な表情でコメントしてくれたが、
即答かつ少年のような満面の笑みで「肉!食べたいです!」と答えてくれた。
記者も、急に肉を食べたくなるくらい、肉への情熱を感じた。
おいしい肉を頬張りながら世界にKEIRINを広める第一歩を明日、自分らしく繰り広げてほしい。