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大宮競輪 吉田茂生
大宮競輪「アサヒビール杯(FⅡ)」が11日に初日を迎える。前検日に初日特選にシードされた吉田茂生に話を聞いた。
吉田成はどちらかと言えば動く印象が強い選手だが、ラインの笹倉慎との話し合いの結果、自力封印という形で小松原正登と内山貴裕の近畿勢の後ろを回る。その理由を尋ねると「さすがに最近は若い子を相手に自力で戦うのは正直しんどい。自力で勝負できるのなら、それが一番だけど、そうも言っていられない。動く人がいて、付けられるのであれば任せていこうと思っている」と今の心境を吐露。吉田にとって今は戦法を追い込みへとシフトしている過渡期の様だ。ただ、すぐに追い込みというわけでもなく「自力がいない時はもちろん動いていきます。あくまでメンバー次第ですね」と現在進行形で変化しているようだ。まだまだ安定感には欠けるが、前走の名古屋決勝でも中部の3番手から突き抜けたようにタテの脚は未だ健在。すんなり回ってきたときの鋭さは一番だ!