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松戸競輪 福田稔希
松戸ナイター競輪「第23回チャリロト松戸杯(F2)」は28日にチャレンジ。1、2班戦とも準決勝戦を迎える。チャレンジ決勝に駒を進めた福田稔希に話を聞いた。
今シリーズは積極席な走りを見せて無傷の勝ち上がりを果たした福田。両日とも相手を寄せ付けない力強い動きでデキの良さを周囲に見せつけた。特選機動型・佐山寛との対戦を制した準決を終えて「先々の事を考えると、本来ならスタートを取って突っ張って行かないとダメなところ。その辺がまだ自分の気持ちが弱いんだと思う」と勝った喜びより、反省すべきレースだった様だ。出切ってからは絶妙なペースに持ち込んだ。「最終ホームはもう少しスピードを上げておかないと行かれる可能性もあったからそこは反省。ただ1Cから踏み上げられたので良かったと思います」と競走を振り返る。
最近は冬期移動で宇都宮に来ている坂本紘規と一緒に練習しているという。そこで坂本にセッティングや自転車の乗車フォームなどのアドバイスを貰ったとのこと。「脇を締めて固める乗り方が良い感じになっています。特に踏み直しがしっかりとできるようになってきた」とその効果を実感しているようだ。決勝は単騎の競走。単騎の走りについては「前回の岐阜の二日目の一人でした。単騎だと自分の好きな走りができるので好きです」とキッパリ。難敵多い激戦となりそうだが、「自分の保つ距離も分かってきた」という福田は自分自身の力量を把握できている感じ。一撃決着にも期待できそうだ。