【松戸競輪Ｆ１ナイター】初戦敗退の分も奮起を誓う治田知也

松戸競輪　治田知也

松戸ナイター競輪「第２３回チャリロト松戸杯（Ｆ１）」は２７日に初日を迎えた。今シリーズでＳ級初出走となった治田知也に話を聞いた。

まず特別昇級の初戦ともなれば少なからず緊張するところだが、「特に緊張することはなかった」とキッパリ。メンタル的な部分はかなり強いようだ。レース内容に関しては「多少フカして出ても後ろの志村さんが仕事をしてくれると思ったし、駆けた方がいいと思って逃げた。そうすれば志村さんも自分にもチャンスはあるかなって」。

結果として踏み合いの様な展開となり残念ながら勝ち上がりには失敗したが「自分の感じとしては悪くないと思う。残れないのは力不足なだけ。でも長い距離を踏めているし、（脚に）良い刺激を入れられたので、（二日目以降）頑張ります」と応えてくれた。

Ｓ級初戦は結果としてダメだったが、負けても強しの内容だった。マークした志村太が「Ｓ級の中でもハイペースな競走だった。あの走りをしていれば絶対に上でも通用する選手になるよ」と太鼓判を押された治田。明日以降の走りにも注目してみたい。