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初日2R1番車で出走した小笠原昭太(青森・76期)は、高谷敏史(青森・91期)の先行に乗って、好ブロックから前に踏み込んでの2着で準決勝へと駒を進めた。
「鮫島君を止めてからの判断が難しかった。後ろの西本君はやっぱり脚があるので、切り替えて外から来てたんですが、あそこで行かれたあとに本来ならもう一度高谷君を入れてという判断が出来たはず。ただ、今は気持ちに余裕がない分、周りを見る余裕もなくてそのまま前に踏んでしまいました。
2月に復帰してから今回で4場所目なんですが、去年の10月から4ヶ月ほど欠場していたんですよ。
首に痛みがあって、病院へ行ったら即入院と言われたんです。椎骨動脈解離という病気で2つある動脈の1つが破けていて、そのままにしていたら脳梗塞とかにも繋がっていたみたいで...。手術はせずに薬を飲んで、血圧を上げないように安静に過ごしていました。
その事があってから考え方が変わりましたね。
生きているのが幸せ。
走れている事が幸せ。
復帰してからは一走一走気持ちを込めて走りたいと思う様になりました。
身体はもう問題ないので、あとはレース勘ですね。そこは走って取り戻して行くしかない」
改めて生きている事の幸せを噛み締める小笠原昭太。今ある日常が当たり前ではないんだなと、自らも考えさせられた記者であった。