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今期はチャレンジ戦を主戦場とする藤縄洋介。初日2レースで出走したが、若手自力選手顔負けの走りで、期待に応えてくれた。
「今日は菊谷君に任せて貰ってたし、先行も視野に組み立てようと考えてたんですよ。打鐘で緩んだので行こうと思ったけど、内田君が内から抜けて行ったんでちょっと見てしまった。
そこで行けばもがき合いになってしまうと思い、中団を確保してそこからと。
菊谷君に任せて貰ってる以上は無理やりにでも早めに行こうと思って、1センターくらいから行きました。
前の煽りもあったけど、思ったよりも車が出てくれましたね。ワンツー決められたし、何よりです。」
その後に「でもね・・・」と話は続く。
「僕としては人気すると緊張するし、配当も安くなるでしょ。 買って貰ってもあんまりお客さんに旨味がない。
本当は人気してない時の方がお客さんにも喜んで貰えるし、燃えるんですよね(笑)」とポツリ。
タテ、ヨコ動ける器用な選手で、前回初日は新人相手に逃げ切って勝利を収めたし、決勝は新人の番手戦だったがゴール前捕えて優勝。
怪我もあったりで浮き沈みはあるが、万全の状態で力発揮出来れば面白い選手。
準決は徹底先行タイプの戸塚との二分戦で、流石に正攻法では厳しいという事で、ヨコも含めて総力戦で挑むとの事。
チャレンジ戦では人気も集まってオッズ的に旨味はなさそうだが、A級戦に復帰した直後などオッズが跳ね上がってる時にこそ、穴党として是非とも狙いたい選手の一人だ。