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【大宮競輪F1】渡邉一成

2024/11/19

大宮競輪場の「KEIRINフェスティバルin第70回サンケイスポーツ杯(FI)」が20日に2日目を迎える。2日目の8R S級準決勝を走る渡邉一成に話を聞いた。

初日は前受けから柴崎淳を突っ張って、渡邉がそのまま先行。最後は粘り込めずに4着に沈みはしたが、番手で地元中田健太の1着に貢献。気持ちの入った走りで魅せた。

「地元が付いていたし、小さいレースはしたくなかった。ただ、すんなり駆けた割には4着に沈んだのは自分の力を過信し過ぎました。差されたとしても2着くらいかなと思ったんですけどね。年には勝てないですね」と苦笑いを浮かべながら振り返った。

「練習が安定して出来ていればよかったけど、できない時期も多かったので、それが落ちた要因。(練習の)貯金を使い果たして、借金地獄ですよ(苦笑)。でも、最近はようやく上積みができてきた段階。フィジカル的なところですけどね」。

「今の目標はG1に出られるようになること。今は101点くらいしかないから、お客さんも点数を見てもらえればいいけど、名前で売れてしまう。だからこそもっと頑張らないといけない。今は怖い状況にいるけど、昔みたいに戻せるようにしていきたい」とようやく兆しが出てきて、自身の車券を買ってくれるお客さんに向けても奮起の気持ちを表した。

そんな渡邉は準決勝で櫻井祐太郎を目標に得た。「初めてだけど、バックが少ないねって話をしたら、『最近は警戒されてバックが少ないんですよ』って話をしていた。先行してくれではなくて、勝ちに拘ってくれれば自分にもチャンスがあるので。構えて何もできないっていうのはダメですけどね。最近は番手戦も増えてきたし、後輩達に頑張ってもらって、自分はできることをやっていければ」と後輩との連係を楽しみにしていた。

 

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