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_京王閣競輪場で16日から「恩田&F東&大柴&スポニチ杯(FⅠ)」が開幕。S級準決勝に出走する土生敦弘に話しを聞いた。
_裸逃げも堂々と逃げ切った土生敦弘
_推しの松本裕樹のタオルを掲げてアピールする土生敦弘(写真解説)
_人気は山口多聞率いる埼京勢。土生敦弘は第2ライン評価だったが、豪快なカマシで1着スタート。四日市記念は予選大敗も3日目4日目と連勝しており、好調を維持できている様子で「中団からの捲りを考えていたが、埼京勢が突っ張らず東北勢を出したのは想定外だった。あの展開になれば自分が叩きに行く番だし、思い切って仕掛けました。最後まで踏み切れたと思う」と充実の表情。
_山口には四日市記念の2日目に先着を許したが、その時の雪辱を果たした。
_準決勝は田中大我と椎木尾拓哉と近畿3人の番組。話し合いの末、田中-椎木尾で並び土生は単騎を選択。経緯に付いては「椎木尾さんは3番手でもいいと言ってくれたけど、田中君には付かずに自分でやりたかったので別れることに。コマ切れ戦だし、一発を狙っていきたい」と自力に強い拘りを見せた。
_近況はなかなか準決勝を突破できずの状況だが、動きを見ている限り好メンバーでも十分通用するデキの良さを感じた。得意のカマシ捲りで約1年振りの決勝の切符を掴み取る。