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西武園競輪場のモーニング競輪「競輪公式投票CTC杯(F2)」が14日に最終日を迎える。 最終日のチャレンジ決勝を走る中島淳と小堀敢太に話を聞いた。
今シリーズは新人だけでなく、巧者の自力も集まったことで勝ち上がりから激戦。今開催は4人の125期が参戦となったが、決勝に勝ち上がったのは地元の中島淳と小堀敢太の2人。先行有利で捲りが効きにくい西武園バンクは後方に置かれてしまうと厳しくなる。選手達は『西武園マジック』と口にしていたが、川越宏臣と船山真生は勝ち上がりを逃してしまった。
初めての地元戦で連勝ゴールの中島は「状態は普通だけど、楽に後ろを連れられなかった。師匠(山信田学)には力だけで行っている。バンクの特性を活かせていないねと言われてしまいました。細かいところがうまくいっていないですね」と嬉しいはずの連勝も悩ましい表情を浮かべていた。
同じく連勝ゴールの小堀は「(直前の地区プロで)練習不足なのはありますね。疲れもあるけど、睡眠はたっぷり取れています。中島君とはデビュー後初対戦。今回欠場した渡邉壘君とは何回もあるけど、今回参加の同期とはまだ当たっていないんです。櫻井(利之)さんが3番手に付いてくれたのはありがたい。優勝を狙っていきたいです」と意気揚々。
中島には横田政直-加賀美智史-宮澤晃で関東は4車の布陣。対する小堀は連日ワンツーの加美山隆行に櫻井利之が3番手を選択。2分戦だけに単調なレースになりそうだが、中島は地元で初優勝がかかっている。小堀は前回の決勝で連勝は途切れたが、ここから再度仕切り直し。新人達の優勝争いに目が離せない!