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_宇都宮競輪場で9月3日から「オッズパーク杯(FⅡ)」が開幕した。1着スタートを切った山口多聞に話を聞いた。
_将来有望! 山口多聞が圧巻の逃げ切り
_前回の地元大宮では力強い走りを見せて嬉しい初Vとなった山口。しかも完全Vのおまけ付きだ。「決勝は結果にも内容にも拘りたいと思っていたが、捲りになってしまった。でもまず1回優勝出来てホッとしている。師匠(山信田学)からもおめでとうと言って頂きました」と安堵の表情。
_初日は4レースに出走。前受けから上昇してきた村上皇を突っ張り完封の逃げ。3番手の落合豊は4番手から捲り追い込んだ竹田慎一に交わされたが、地元の早坂道義をしっかりを連れ込んだ。
_「スタートを取って突っ張ったのは多分初めて。ミッドナイトは今回が初めてだったけど上手く車番の利を活かせたと思う。ミッドはレース勘が短いから調整面が難しいですね。徐々に慣れて行きたい」。
_準決勝は照井力斗との同期対決となった「準決が2レースしかないから同期と当たっちゃうんですね…。照井君との対戦は初めて。地元勢に任せられたし責任重大ですね」と言うように番組は藤野竜也と早坂道義に山口を用意した。
_ルーキーシリーズを見る限り9連勝ですぐ特班するだろうと思われていた山口だが若干つまずいてしまったが、準決を勝てば5連勝。早く上のステージでどんな走りをするのか見てみたい気持ちが強い。