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京王閣競輪場の「OddsVS!杯&デイリー杯(FI)」は21日、初日を迎える。11レースのS級予選を走る篠田幸希に話を聞いた。
予選のメインに抜擢された篠田。前回の地元記念がS級デビュー戦。
「レベルが高かった。自分のやりたいレースができなかったし、先行をさせてもらえず…。それにやっぱり展開の早さがA級戦とは違った」と苦笑い。
そこから中16日、得た収穫や反省点をふまえて練習に打ち込んだという。
「練習は小林泰正さん、佐々木悠癸さんに蕗沢鴻太郎さんたちとやっている。他県からも同級生の眞杉匠、森田優弥たちが来ることもあるので、かなり充実した練習ができている」とグレード戦線で関東地区を引っ張るメンバーとの練習に大きな刺激を受けている様子。
「上位で戦う選手たちに比べて持久力が劣っている。組み立てもまだまだだし、場数を踏んでいければ」と課題は明確。
当地を走るのは2回目、4月末に走った前回(A級戦)は完全優勝。
「バンクのイメージは悪くない。戦法的には今は先行をベースに戦うけど、いずれは色々と何でもできるような選手になりたい。泰正さんみたいになりたい」と話す。若手の台頭が著しい関東勢、また新たなホープの誕生に期待が集まる。