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高松競輪 3日目 12R 6番車
池田憲昭 選手
記者「玉野の落車で手にひどい怪我を負ったと聞きました。今は?」
池田「やっと肉が出来ましたよ(笑)。まぁ手だけだったから練習もやっていたし大丈夫。」
記者「初日、2日目と3番手から突き抜けての1着。キレが戻ってきましたね。」
池田「平原(康多)にアドバイスを貰って7年前のセッティングに戻したんですよ。そうしたら良くなった。色々と試していたけど、やっぱり自分に合った乗り方とセッティングが一番。平原も戻してすぐにダービー獲ったでしょ。ナショナルチームの影響でみんな真似をしていたけど、みんな腰をやっちゃった。脇本(雄太)も腰痛持っているし。やっぱり無理があるんですよ。競輪はヨコの動きもあるし。みんながみんなあのフォームがいいってもんじゃないんですよ。」
記者「1・1での勝ち上がりです。決勝はどう戦いますか?」
池田「準決は阿部君に世話になったけど、ここまで来られたのも初日、渡口の頑張りがあったからこそ。片岡にもずっと世話になっていて行ってくれた事もある。地区のラインを大事にしたいし、中国勢の後ろを固めます。そうなったら阿部君には磯田君が付くでしょ。明日は阿部君、行かなくていいし、捲りも不発で頼みます(笑)。」
原因不明の股関節に水が溜まる怪我が良くなったと思えば、高負荷のウェイトトレーニングで膝の皿が割れる大怪我と流れの悪かった池田。戦友の平原の一言で一筋の光が見えてきた。キレが戻り本来の池田らしい走りができるように。競走得点も大幅に落としてしまったが、ここから池田の復活劇が始まろうとしている。