【向日町競輪Ｆ１】常次勇人「ラインで上位独占」

初日６レース２番車で出走した常次勇人（大阪・１２１期）は赤板過ぎに叩いて先頭に立つと、そのまま先行態勢に。主導権を譲る事なく別線を完封。番手の藤井昭吾に僅かに差されたものの、２着に粘り込んで３着はライン３番手金子貴志が続いて、ライン３人での上位独占となった。

「良い展開になりましたね。ライン３人というのも大きかった。ペースもそうだけど、駆ける時も相手が来そうな所でしっかりと踏み込んで行けたし、良くなってるとは思います。後はセッティング面も色々と試してる所なんですよ。準決が壁なので、もっともっと力を付けて行かないと。」

以前とは雰囲気がかなり変わっていたので、そのことについて尋ねると「良く言われます（笑）。前は髪の色を明るくしたり色々とやってたんですが、もう落ち着こうと思って。今は競輪に専念してます（笑）。」との事。大阪勢、近畿勢にとって頼もしい先行型選手がまっすぐに育ちつつある。