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_大宮競輪場で26日から「アサヒビール杯(FⅡ)」が開幕した。1着スタートを切った石井寛子に話を聞いた。
_優勝候補筆頭の石井寛子
_今開催も絶大な支持を集める石井寛子だが、状態面にやや不安を持っているようで「3年前くらいから夏場が苦手になってしまったんですよね。それまでは夏場でもクーラーとか付けなくても全然平気だったけど、今はすぐ付けるようになりました(笑)。そのせいもあってオールスターと前回の平塚ミッドは全然ダメでした。体を休ませるより動かした方がいいと思い、ミッド後はすぐに練習した。大宮は何回も優勝しているし、500バンクは好きな方。まずは1走して状態を確かめたいですね」と前検日に話してくれた。
_初日はダッシュよく仕掛けた藤田まりあの番手に嵌り、余裕を持って差し切り勝ち。
_レース後は「いつもの事だけど、初日は重いんです。案の上今日も重かったけど、練習の成果を出せた。自分の得意なパターンに持ち込めた。ホッとした部分もあります。2日目も絶対1着で決勝に上がれるように」と気合を入れなおした。
_そんな石井は9月16日からの共同通信社杯(最終日)で行われるティアラカップに出場する。「ガールズグランプリで結果を残した選手しか出られないレースだし、なにより賞金を上乗せするいい機会。コレクションと同じくらい出るし、ここでしっかり結果を残したい」と意気込む。
_今開催はそのティアラカップに出場する中村由香里、梶田舞も同斡旋となっている。予行練習までは言わないが、圧倒的な走りでライバルに嫌なイメージを与えたいところ。