【第78回日本選手権競輪GⅠ　いわき平】　決勝２着～９着レース後インタビュー

２着　岩本俊介
　「（初手は一番後ろになり）そこはくじみたいなモノなので。ちょっとでももつれてくれたのは運が良かった。自転車はよく出てくれたと思います。あれはギリギリのタイミングでした。もう少し早く行けば平原さんに張られていたと思うし、決勝というのを考えても自分の中でベストタイミング。夢を見ましたね。あんなに車が出るとは。Ｇ１の決勝で車券に絡めたことは競輪選手として嬉しいこと。今回は運が良かったです。いつも支えてくれる妻には感謝の気持ちしかありません」。

３着　古性優作
　「出て自分でレースを動かしたらいいレースができるかなと。いい位置が取れればいいけど、ホームで平原さんのところに行かないといけない。ただただ力不足だった。力があればどんな展開でも１着が取れるし。一生懸命頑張ります」。

４着　吉田拓矢
　「前を取って自分の保つ距離でいこうと。単騎の動きもあって引くのが少し遅くなったけど、あそこなら保つ距離だと思って行きました。後ろの平原さんが勝ってくれて嬉しいけど、自分も３着以内に残りたかった」。

５着　武藤龍生
　「前から行こうということでスタートを取ってあとは流れで。とにかく自分は３番手の仕事をしようと思っていた。岩本さんが仕掛けて来たので仕事をしたところで諸橋さんが入ってくる形でした。自分から買ってくれたお客さんには申し訳ないけど、平原さんがＳ班に返り咲けるのは本当に嬉しい。一年くらい一緒に練習するようになって、苦しい時を見てきたので。本当に良かったです。初めてＧ１の決勝に乗ったときに比べたら落ち着いて走れたと思います」。

６着　清水裕友
　「吉田君の巻き返しが早かった。そこでしたね。１コーナーでスイッチしようと思ったけど、前の煽りで岩本さんと古性さんに挟まれてしまった。そこで行けなかったし、行っていても難しかったと思う。単騎だったけど自分から叩きに行ける脚がないと厳しい。一人だろうが行ける所はいかないと。（決勝で）終わりがあんなレースじゃ情けない。また次があるので頑張ります。夏が苦手とか言っていられないし、これからの時期を克服できるように」。

７着　諸橋愛
　「車番が悪いし、ああいう展開は予想できた。ヨシタクが粘ってて、単騎組が痺れを切らしてくれるとよかったが…。２分戦みたいなもので難しかったし残念。今回は特に前に恵まれた感じがするし、こういうときにしっかり乗れる準備をしようと」。

８着　山口拳矢
　「２分戦だったので中団中団を考えていた。ちょっと古性さんが被っていた間に仕掛けたけど進まなかった。ヨシタクが強かった。余裕はあったんですけどね。今回は調子が良くない中でも決勝に上がれたことは自信になった。これからの目標？　一戦一戦ですね。自転車をならして上手いこと踏めるようにしたい。今回はやった方だと思います」。

９着　小林泰正
　「後ろから、どう単騎勢を使うかだった。関東同士で潰し合いというのも頭をよぎって。圧倒的に経験不足。お客さんが多くて、いい緊張感があり楽しかった。経験と脚を付けて、今度は関東で連係した上でいいレースができれば」。