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【いわき平競輪場 FⅠナイター】 通算200勝の伊藤稔真「支部合宿で腹を割って話せた、みんなで同じ方向を向いて」

2026/03/09

いわき平競輪場では「名輪会C・阿部道杯・スポニチ杯(FI)」が9日に初日を迎えた。A級初日特選を走って1着、通算200勝を達成した伊藤稔真に話を聞いた。

中団では五十嵐綾に中田健太がフタをして併走。動きの少ない流れの中、主導権を握った伊藤がペースで踏み上げ、そのまま逃げ切って通算200勝を決めた。

 

「誘導が残っていて逆にきつかった。逃げ切れて良かったです。もうすぐデビュー10年目、より一層と頑張っていくだけ」と話した。

 

そんな伊藤にとって、ひとつの転機となりそうな出来事があった。2月末、伊勢志摩のパールロードで行われた三重支部の合宿だ。乗り込み練習の後には新人からベテランまでが集まって親睦会も開かれたという。

 

「腹を割って話せたのは良かった。『みんなで同じ方向を向いて頑張ろう』という雰囲気になりました。僕自身、練習に身が入らない時期もあった。でも、頑張れよ”“一緒にやるぞって声をかけてもらって。また一緒に師匠(浅井康太)とも練習をやり始めたし、支部のみんなに僕は救ってもらいました」

 

仲間の存在が再び前を向く力になった。

 

「S級に戻って地元記念で先輩たちの前で頑張りたいし、仕事ができて脚のある追い込み選手になりたい。そのためには、もっと脚力をつけないと」

 

今の伊藤は目標がはっきりしている。目標、志を持つ人間は強い。伊藤を含めて、中部地区が足並みをそろえて戦うことができれば、きっとその先には中部王国復活の景色も見えてくるかもしれない。

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