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玉野競輪場の「瀬戸の王子杯争奪戦(G3)」が3日に幕を閉じた。 S級決勝12Rで1着から3着に入った3選手に話を聞いた。
優勝 松浦悠士
「雄吾の頑張りに尽きると思う。あとは地元なのに自分を真ん中を回してくれた岩津さんのお陰です。一番理想な展開だったけど、眞杉君が仕掛けて来たところで中団に収まったのが分かり、まずいなと思った。あれで眞杉君が一人で来てくれたら一番良かったんですけどね。雄吾が出させない先行をしてくれたので、自分と岩津さんにチャンスが向いたんだと思う。山口君が仕掛けて来ていたのは見えていなかったです。雄吾が眞杉君を出させるのか出させないのかを見て、自分は間合いを取りながら、バック向かい風だったので来られる前に行かないと思って踏みました。出足は高松の方が良かったけど、高松よりも垂れていた。岩津さんが後ろを固めてくれて、ラインがあったから決まったのかなと思う。日に日に状態は上がっていった、今日に関しては体は乗り方とかを変えながらを走っていました。状態はすぐには上がらないので状態を上げながらパフォーマンスを上げていければと思う。変わらずに新しい練習(ウェイト)をして、キツい練習だけどダービーに向けてもやっていきたい。去年はたまたまG2を2つ獲ってGPに乗れたけど、ちゃんとタイトルを獲らないとなと。しっかりG1の決勝で勝負出来るようにしたい。自分が走るレース全部で優勝争いを出来るように、この優勝に満足せず頑張って行きたいと思います」。
2着 岩津裕介
「展開は僕たちに向いてくれたのかなと思う。松浦君も前と詰まってしまうので前に踏んだんだと思う。準決勝よりもう一つスピードが上がっていましたね。なかなか地元記念を走らせてもらえるのは当たり前じゃない。優勝を狙えるチャンスを与えてくれたことが一番嬉しいですね」。
3着 山口拳矢
「本当は前が良かったけど、スタートのタイミングが合わなかった。後ろ攻めになったけど、まずはしっかり切ってから考えようと思っていた。打鐘のところで自分が前との車間を空けてしまって入られてしまった。そこを詰めないとダメですね。眞杉君に切り替えても良かったけど、脚がキテいたので追走一杯になってしまう。結果は一緒ですけどね(苦笑)。今開催は気持ち的にも良いレースが出来た。勝つ感触が分かって来たので、気持ちを切らさず頑張りたい。後半戦に向けても焦らず頑張っていきたい」。