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【小倉競輪F1ナイター】同期の眞杉匠から「追い付いてこい!」と言われた小林泰正

2024/01/20

小倉競輪「第23回濱田賞 (F1)」は21日に初日を迎える。S級初日特選に出走する小林泰正に話を聞いた。

 

常に最高の笑顔で写真を撮らせてくれる小林は「むしろ普通の表情でカメラの前に立てないんですよ。だから笑顔を作るしかなくて」と苦笑い。

 

とはいえ競走成績ではグランプリシリーズの立川で久々のVを挙げるなど、近況はメキメキとパワーアップしている小林は「同期の眞杉がG1を獲ってからですね。自分の中で改めて気持ちを入れ直していこうと思って、眞杉の所へ出稽古にも行ったりして。一緒に練習して思ったのは、本当にアイツは強いってこと。練習でも全然敵わない強さがありましたよ。でも、一緒に練習して自分も強くなっていっている感触はありました。それが今の成績に表れているんだと思う」と表情にも自信がみなぎっている。

 

「そうそう、出稽古といえば、眞杉が練習中に落車した日(1月9日)の次の日に、自分も一緒に練習をする予定を入れていたんですよ。心配ですぐに連絡を入れたら、眞杉から『すぐに治すから、それまでに追い付いてこい!』って言われた。そんな事を言われたら、自分も追い付かないといけないですよね。気持ちが更に入りましたよ」とキッパリ。

 

そんな小林の初日特選は坂井洋とのタッグ。聞けば「今までは全部、洋に任せて自分は後ろ回りだったけど、洋は眞杉との練習中に一緒に落車して調子がそこまで良くないみたい。今は自分で前をやる自信もある状態だから、初日は洋の前で頑張ります」と気合満々だった。

この記事を書いた人
渡辺

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