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_小倉競輪場で6日から「スマリレ 日刊S杯 スカパー杯(FⅠ)」が開幕する。ガールズ予選①に出走する児玉碧衣に話を聞いた。
_地元GⅠでGP出場を決めた児玉碧衣
_初日のティアラカップから始まり、準決勝と無傷で勝ち上がった児玉碧衣。勝負の決勝戦はスタート牽制が入り、前を取らされた小林莉子がそのまま逃げる形となる。最終ホームで児玉の位置は5番手。先捲りを打った尾崎睦の上を捲って4コーナー手前で前団ひと飲みと地元エースの意地を見せて嬉しい完全V&グランプリ出場の切符を掴んだ。
_レース後の反響も大きかったようで「終わった後LINEやSNSをみたら沢山の人からお祝いの連絡が来ていて頑張って来てよかったなと実感しました」と嬉しい気持ちと共に安堵の表情が窺えた。
_これで9年連続のグランプリ出場を決めたが「そろそろまた(GPを)獲りたいですよね。当面の目標は岸和田でのパールカップ2連覇。去年はメリハリを持って走れていなかっただけに今年は気持ちを切らさずに向上心を持って一戦一戦頑張りたい」と抜かりなく次のビッグレースに備える。
_今回は何度か先着を許している日野未来も同斡旋。児玉もかなり意識しており「前回の準決勝で未来さんのダッシュに口が空いた。展開がよかっただけに何とか立て直せたけど注意して走らないと」。
_そして最終日は29歳の誕生日を迎えるが「2日目は28歳のいい締め括りを。最終日は29歳幸先のいいスタートを切れるように。GⅠを獲ってから1発目の開催だし、負けられない。しっかり優勝します」と奮闘を誓った。
_GⅠを獲った後も驕ることなく、先を見据えていた。今回も地元ファンの前で児玉らしい走りを披露する。