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向日町競輪・GⅢ平安賞 決勝インタビュー

2022/09/26

いよいよ、フィナーレを迎える向日町記念競輪GⅢ平安賞。

決勝に出揃った9名のレース後談話をお届けします。

脇本 雄太

「ここまで走ってスピードのノリは変わらないが、呼吸が乱れて整わない。日に日に体力が落ちてる感じがする。今節はこれが限界だし、これで頑張るしかない。体を出来るだけケアして、せめて気持ちだけでも戻したい。稲川さんとはダービー以来の連係で差されるイメージしかないが、そういう意味でも相性は良いと思うしワンツー率は高まると思う。連覇は意識してないし、とにかく目の前の1着を獲れる様に」。

坂井 洋

「このメンバーで前受けは厳しいし、スタートは我慢して。思ったよりも高橋晋也君が良い勢いで押さえたので予想外の展開になりましたね。吉田君は巧く中団確保してくれたけど、あれ以上待つと厳しいと思い、悪いと思ったが自分で踏ませて貰いました。前がもつれてたし、煽りを受けない様に最後まで踏み切れたので悪くはないですね。決勝も全力で頑張りたい」。

清水 裕友

「共同杯での最終日や青森記念などでも使ったフレームを、親王牌に向けてモノに出来ればと今節使ってるんですがまだ硬くて踏み負けてる感じで…。ペースに入れた後に踏み上げられない感じで、ペースに入れずに駆け切ったらまた違うかもしれないけど…。他のも持ってきてるので、決勝はどうするか考えたい。疲れはあるが最低限で、どうにもならない事はない。頭は使い過ぎて回らない所はありますが(笑)。脇本さん相手にしっかりと自分の力を出したい」。

稲川 翔

「千加頼(窓場)を全面的に信頼してたし、2人でチャンスあるレースをと。気合も入ってたし、自分も勝ちたかったと思うけど、ああなったらもう腹を括って行ってくれましたね。自分がどうにか出来れば良かったけど、相手が強かった。自分は勝負所でしっかりと判断しないといけないと思ってたし、体が動いたという感じで行けるなと思ったけど、小倉さんが流石でした。諦めずに踏んで何とか。ここまで着以外でスッキリとしたレースがないので、決勝は脇本君の番手でスッキリして帰りたい」。

小原 太樹

「根田君が2車で頑張ってくれてたし、残せなかったのが情けない。後ろに筒井さんがいたのは分かってて、内を空けてしまったのは自分の油断。甘かった。状態自体は悪くないが、ここまでこれたのは前の頑張りのおかげ。決勝は東の3番手でしっかりと付いて行きたい」。

筒井 敦史

「単騎のレースだったが、正直発走機付くまでどうするか迷ってて…。とりあえずは南関の後ろで、そこからスイッチするかどうかは走りながら決めて、一か八か南関に懸けました。根田君のカカリが凄くて、あれならワッキーが一人で飛んで来ると思ったし、自分にもチャンスが生まれるなと。最後は中割るしか選択肢がなくて、無我夢中で踏んだけど、まさか届いてるとは思わなかった。3走目でセッティングは一番合った感じでしたね。決勝は山口勢の後ろで」。

小倉 竜二

「清水が緩んだ所をしっかりと行ってくれた。誰か来ても止められるくらいのスピードだと思ってたけど、稲川君のスピードが凄くて…。持って行ったけど、あれは稲川君じゃなければ2人で上の方に吸い込まれる様な感じで事故になってたかもしれない。助かったね。昨日から体は軽くなり、落車などの影響はなくなってきたよ。決勝は清水の4番手。4番手の経験?これまでにも回った事はあるよ」。

桑原 大志

「坂井君の後ろから始めようという作戦で、無理やりでも前を斬って吉田君と坂井君を待てば捲ってこれる選手はいないだろうと。前受けになってしまったので、どうするのかなと思ってたんですけどね。坂井君が一人で行ってしまう様な形になり、外に内山君がいたので大川君も難しかったと思う。レース後に彼と話したら脚はまったく使ってなかったし、かなり溜まってたみたいでした。僕も決勝に乗りたい気持ちが強かったし、申し訳ないと思いながら内へ行かせて貰う感じになった。自分は大川君の頑張りに何も出来ず、自分だけ決勝に乗る形になって心苦しい気持ち。ただ、いつ以来か分からない記念決勝に乗れてホッとしてるし、素直に嬉しいです。清水の番手でやれる事をしっかりとやりたい」。

成田 和也

「晋也(高橋)が頑張ってくれたけど、2周行ってたし坂井君も飛んで行ったので、もう外をしっかりと踏ませて貰いました。今日の感じはイマ一つでしたね。自転車などは問題ないけど、初日、2日目の疲れがあるのかもしれない。ケアして備えたい。坂井君の番手へ」。