グレードレース

古性優作 涙の高松宮記念杯連覇

2023/06/18

初戦の落車再乗から涙のⅤゴールを決めた古性優作

 第74回高松宮記念杯決勝戦は正攻法から突っ張る脇本雄太に乗った古性優作が連覇のゴールを決めた。表彰式ではお客さんの大声援に迎えられて登場したが、何回も涙を拭い、中々言葉が出てこなかったが「今回は初戦で落車してお客さんに迷惑を掛けているのに、こんなに暖かい声援で迎えられるとは思っていませんでした。今回はまさに、精神的に崖っぷちからのスタートだったし、感情が高ぶりました。昨年の決勝は自分一人で寂しかったけど、今年は脇本さん、稲川さんと一緒だったし、リラックスして走れた。新山君の上昇が遅かったし、脇本さんはスイッチが入るんじゃないかと思って準備していたら、スイッチが入って突っ張ってくれました。後はサラ脚で仕掛けて来る松浦君、松井君をいかに止めて、後ろの稲川さんにもチャンスがあるように踏もうと思ったけど、判断は難しかった。とにかく、前と後ろのお陰です。自分が精神的に強い事を感じたし、これからも目の前の一戦、一戦に妥協する事なく、村上義弘さんを始め、近畿の先輩方が作ってくれた流れを守る為にも攻めて行くだけです」。と最後は力強く締め括ってくれた。