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岸和田競輪「第74回高松宮記念杯競輪(G1)」は18日、最終日を迎える。12レースのS級決勝を走る9名に話しを聞いた。(町田洋一)。
見出し。S級決勝インタビュー!
脇本雄太=近畿の先頭で自力勝負。高松宮記念杯は3年前の和歌山で優勝している。昼の5回走りは、正直しんどい。日に日に感じも悪くなっているが、優勝を目指して。松浦君と山田さんが並ぶのは意外でした。
郡司浩平=同県の松井君を信頼。2段駆けのレースでなく、勝つ走りを希望したい。もう彼も、そう言う選手になったと思うので。今年前半は結果があまり出ず、地元の平塚ダービーで落車。こうして決勝に乗れて凄く嬉しい。
佐藤慎太郎=北日本ラインで新山君。これが、タイトルのラストチャンスだと思い頑張る。まあ、いつもそう思い、走っているけどね(笑)。常にG1のタイトルは意識しているし、普段の生活が一番大事。記者さん達みたいな堕落した生活ではないからね(笑)。どう考えても俺の優勝だな(笑顔)。
山田庸平=連係実績のある松浦さんの番手へ。今後の方向性を含めて、武雄記念の時に、じっくり話した事がある。昨年は古性優作君が優勝して自分が準優勝。その悔しさを思い、1年間、練習をやってきた。
松浦悠士=自力、自在に。自分の中では、かなり良いと思っている。2走目の犬伏湧也君のダッシュに付いて行き、あれで足の筋肉に良い張りが出た。12レースで慎太郎さんが3着だと決勝に乗れなかったし、テレビを見ながら震えていた(笑)。強い人(脇本雄太)相手に、単騎では苦しいし、ラインが出来るのは大きい。
松井宏佑=特別競輪の決勝は2度目。凄いメンバーだし、見せ場は作りたいですね。準決は北井さんのおかげだし、郡司さんの前で思い切って。
古性優作=脇本さんの番手へ。もちろん、地元のビッグだし連覇を目指して頑張りたい。勝てば300勝達成? 確かに、その記録も掛かっていますね。体の重たさもあるけど、しっかり自分の仕事をやりたい。
稲川翔=近畿の3番手。良い緊張感で走れているし、リラックス出来ている面もある。自分の唯一のタイトルが宇都宮の高松宮記念杯。思い入れのある大会だし、ベストを尽くしたい。
新山響平=自力勝負。慎太郎さんと決まる様に走りたい。直前は、カマシと捲りの練習ばかりだった。それが結果として、良い方向に出ている。レベルの高い自力選手ばかりだけど、負けない様に走るだけ。