全プロ・自転車競技大会・１㎞タイムトライアル優勝者・菊池岳仁

　今年の親王牌は１０月に弥彦競輪場で開催される。その初日のメインレースが、日本競輪選手会理事長杯。１㎞タイムトライアル、スプリント、ケイリンの優勝者に、このシード権が与えられる。１㎞タイムトライアルで優勝した長野の菊池岳仁にとって、弥彦は地元の競輪場。「ここに目標を絞ってトレーニングをやってきたので。２位の新田祐大さん、３位の松井宏祐さんに勝てたのも自信になる。大森慶一さんが持っていた大会記録も更新したみたいですね。だけど、すぐに、チームスプリントも走らなくてはいけないし、喜びもあるけど、気持ちを切らさない様にしたい。疲労で、ぶっ倒れるのは、チームスプリントが終わってから（笑）」。元ナショナルチームで競技のエリート。「この後は函館Ｆ１。競輪でも強い選手にならないと！」。