アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
富山競輪「全プロ記念競輪」は29日、最終日が終了した。12レースのスーパープロピストレーサー賞に出走した2着~9着選手に話しを聞いた。(町田洋一)。
見出し。SPR賞2着~9着選手のコメント!
稲川翔(2着)=古性君が強かったね。初日、離れているので抜く事より離れない事に専念していた。追走に頭がいっぱいで、抜く事まで考えていなかった。ちょっと、もったいないね。
東口善朋(3着)=どっちの3番手を回るか賛否両論あったと思う。そこは、深く考えて、間違えのない選択をやったつもり。今の自分の脚力だと、ワッキーの3番手では千切れるので。それで古性君の3番手を選択した。3角の山はきつかったし、新田君との併走もあったので、あれが精一杯でした。
松浦悠士(4着)=新田さんが車間を切ったので、そのタイミングで仕掛けた。俺だけ、毎日、競輪をやっている? 結果は別として、そう言ってもらえると嬉しいですよ(笑顔)。選択肢としては、このレースか、ある程度、新田さんとの勝負。昨日、古性君をアテにする走りで情けなかったので、その反省の意味もあった。どうあれ、今日も古性君の上手さと脚のあるレースになってしまい、超、悔しい(苦笑)。
新田祐大(5着)=2車で新山君を援護しなくてはいけないから、難しい走りになると思っていた。外に張れば、内を掬われるし、それで車間を切った。そのタイミングで松浦君に来られて対処出来なかったし決められたのも痛かった。
浅井康太(6着)=まずは脇本君を後方に置かないと勝負にならない。新田君、松浦君の後ろにいて構えられたら、脚を余してしまう。古性君が早めに仕掛けるイメージもあったので、あの位置で様子を見る感じになってしまった。
山田久徳(7着)=う~ん、緊張感はなかったですよ。責任感のある位置だし脇本君任せ。また、これが良い経験になれば。
脇本雄太(8着)=突っ張っても良かったけど、このレースではないと思った。G1なら違う選択があったかも…。まだプラン通りにトレーニングは出来ていないし、完璧とは言えない状態。高松宮記念杯まで2週間。どれぐらい、仕上げられるかは、まだ何とも。自分も若くはないし、34歳の自力選手なので(苦笑)。
新山響平(9着)=力を出し切れず終わってしまった感じ。VTRで松浦さんの動きは確認してきましたが、途中までは、想定通りの展開。脇本さんはスピードに乗ったところで、仕掛けてくるのが一番の得意パターン。そうさせない組み立てを考えたけど、再考の余地がありますね。