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_宇都宮競輪場で7月31日から行われていた「Kドリームズ杯(FⅡ)」は8月2日に最終日を迎える。決勝に勝ち上がった河内桜雪に話を聞いた。
_決勝への最後の切符を掴んだ河内桜雪
_「ルーキーシリーズの大宮から流れを掴んだ感じがあって、地元前橋では初勝利を挙げられた。その時は友達が応援に来てくれてそこで結果を残せたのは嬉しかった。富山では初日こそ5着だったけど、2日目は太田美穂さんの捲りに食らい付いてなんとか2着で決勝に上がれた。走る毎に流れも掴めるようになって来た感じはあります」と前検日に話してくれた。
_今開催は点数順の車番に苦しみ、4着4着と精彩を欠いたが、7番目で決勝入りを果たした。レース後は「初日は誘導のペースがかなり早く感じて、2日目は逆に遅く感じました。いずれも4番車でいい位置も取れず、なんとか勝ち上がったけど内容は薄いですね。自分以外の勝ち上がった選手はみんな強いのは知っているし、チャレンジャー精神を持って決勝こそ思い切った走りで見せ場を作りたいですね」と気合を入れた。
_今開催は直前で欠場者が多数出たため、一般戦はレースカット。河内と同期の小林真矢香、浜地晴帆は奮闘及ばず帰郷となり「今まで同期がいない開催はなかったので一気に寂しくなります…。しかもミッドって空き時間がめちゃくちゃ多くて…。同期の分まで頑張りたいですね」と奮闘を誓う。
_同期がプロの洗礼を浴びている中、河内はコンスタントに確定板に入り善戦しているイメージ。在所順位3位とポテンシャルの高さは抜群だし、この好メンバー相手にどのような走りを見せるのか要注目だ。