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気持ちが伝わる気迫の突っ張り先行で、2着粘り込んで決勝へと駒を進めた溝口葵。
ー今回試してる事があるみたいですね。
「そうなんです。普段から浅井康太さんにお世話になってて、色々と教えていただいたりしてるんですが、ここに来る前の練習で自転車の乗り方や身体の使い方などを新たに教わって、今回から試してるんです。
練習では良い感じだったけど、レースとはまた違うし、すぐに出来るとは思ってません。ただ、準決は初日あった反省点を活かして、尚且つ浅井さんに教わった事をレースで少しは出せたと思います。」
ー今後の目標などを教えて下さい。
「目標はやっぱりいずれはS級で戦いたいですね。変にS級点を意識し過ぎるとダメだと思うので、自分のレースをして、その結果S級に上がれればと思ってます。それで今までお世話になった先輩の前で頑張りたいです。
普段の練習では周りが凄く強いのもあるけど、自分は凄く弱いんです(笑)。その分頑張ろうと思えるし、良い練習環境ではありますね。」
ー決勝の並びの経緯について
「明日の決勝は村田君がいて、聖矢(山口)君には番手行って下さいと言われたけど、自分はまだ番手の経験が浅いし、迷惑を掛けてしまうと断りました。なので中部同士での2分戦になったけど、こういう機会はなかなか無いので、胸を借りるつもりで戦いたい。」