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奈良の短い直線で、捲りに乗って鋭く差脚を伸ばして2着となった宮倉勇。
「キツい展開だったけど、栗本君が頑張ってくれました。
最後伸びたのはね、今日が命日だった同県で同級生54期の東出剛が背中を押してくれました...。
去年もね、大垣での開催で準決だったんですが、1着を取ったんです。凄く力を貰えますね。
毎年この日になると朝から思い出すんですよ...。亡くなった同級生の為にも頑張らないとね。」
薄らと目に涙を浮かべた宮倉の言葉一つ一つに、亡き友への熱い思いが伝わり、思わず貰い泣きしそうになった。決勝は北の3番手からV機会を伺う。