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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日に「PIST6 ChampionShip2022-23」フォースクォーター・ラウンド3が開催される。初日DAYの一次予選B(2R)に出走する飯田威文と一次予選C(4R)に出走する関根崇人に話を聞いた。
2人が使っているフレームは『VELO FLYER(ヴェロフライヤー)』。PIST6参加者の中で使っているのは2人だけ。「せっかくだから同じフレームを使っている関根君と写真を撮って欲しい」と声を掛けてきた飯田。
写真撮影を終えると2人の自転車談義に花が咲いていた。どうしてこのフレームを選んだのかは両者共に口を揃えて「他の人と被りたくないから」だという。
ただ、しばらくはメーカー名のところに『その他』と記載されていたのは記憶に残っている。飯田は「半年くらいその他って書かれていたんだよね。ただ、関根君が言ってくれたお陰で名前が入ったよ」と嬉しそうに話す。
2人がこのフレームを使い始めたのは元競輪選手の案浦 攻(あんのうら こう)がキッカケ。案浦は先日、アメリカ・ロサンゼルスで行われ、伊藤信、市本隆司も優勝した『UCI 2022マスターズ世界選手権トラック』でスプリント男子55~59歳で優勝したもう一人の日本人選手。
飯田が「案浦さんは元競輪選手で、引退してアメリカに移住したの。凄い選手だったんだよ」と新人記者に教えてくれた。
案浦がおすすめしていたことで使い始めた2人。飯田は面識があるそうだが、関根はTwitterを見てオススメのフレームだという情報を仕入れたそうだ。
まだまだ認知度は低いフレームだが、2人の活躍でフレームの良さを広めてもらいたい。