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三木健正選手は「大宮の500は走りやすい。より気持ちを入れて臨みます」
12月17日から大宮競輪場で「スポーツニッポン新聞社杯」が開催されている。
19日は3日制シリーズの最終日。A級決勝の10Rに出場する三木健正選手に話を聞いてみた。
今シリーズは人気の一角を担って予選の3Rの登場。激しく抵抗する田原宥明をまくり切って1着スタート。準決勝も支持を集めて小玉勇一をブッ叩いてロングスパート。番手の櫻井太士に差されての2着だったが、動きは文句なしだった。
その準決勝を振り返ってもらうと「一旦は小玉さんに突っ張られると思っていたけど、風向きも考えて1センターをめがけてスピードを上げて行きました。2コーナーからの下りを使って出切る事ができたし、出切ってからは脚を回してペースに入れる事ができた。それに最後も踏み直しはしっかりできた。飲み込まれそうにはなったけど、粘り込めてよかったです」と話す。
前検日には「前々回の高知が初めての500だったので、仕掛けどころがちょっと不安なんですよ」と言っていたが、2日間走ってみてどうなのかを聞いてみた。
「高知は500でもカントがないっていうじゃないですか。何かしっくりこなかったんですけど、大宮は走りやすいですね。それが結果(1着2着)に出ているんではないかと」という。
決勝の事に話を移すと「まあ、相手(一丸尚伍)は強いですね(苦笑)。でも、大宮は乗りやすいし、番手の櫻井さんとの相性は抜群。信頼できる人が付いてくれるので気持ちも入る。3対3対1になるみたいだけど、行けるタイミングで思い切って行くつもり。気持ちを入れて臨みます」。