【大宮競輪FⅠ】初日　櫻井太士

　櫻井太士選手は「三木君は力を出し切れば本当に強い選手。楽しみだね」

12月17日から大宮競輪場で「スポーツニッポン新聞社杯」が開催されている。

　２日目の18日に行われるＡ級準決勝の３Ｒに出場する櫻井太士選手に話を聞いてみた。

　予選は３Ｒに登場。同県の高井流星の番手で高い支持を集めていたが、その高井流星が小玉勇一に突っ張られてしまい、３番手の土井勲の切り換えもあってバック７番手。６番手からまくり上げた高井流星は４コーナーで売り気だったが、その内にコースを取って鋭く伸びてきて３着だ。かなり伸びてきていた印象がある

　「高井君と小玉君は同期だし、小玉君は高井君の走り方が分かっているんじゃないのかな（苦笑）。自分にはかなり余裕があったけど。自分は500バンクは大好きなんですよ。直線が長いのも好きだし、周りが止まっているように見えるから。ただ、自分のデキだっていいですからね」と笑顔で話す。

　準決勝は同県の三木健正のハコ。連係実績を聞いてみた。

　「三木君は内藤（敦）さんのところだから練習は一緒にやった事はないんです。だけどレースでは何度もあって、そのほとんどがワンツーなんで相性は抜群。最近では前回の武雄の準決勝で連係したね。その時は自分が（田村大の）番手を捌いて三木君を迎え入れての２着３着だったけど。三木君は自分の力を出し切れれば本当に強い選手。楽しみだね」と言って締め括ってくれた。