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伊東温泉競輪「開設75周年記念・椿賞争奪戦(GIII)」が11日に開幕。5Rの一次予選で2着の武田豊樹に話を聞いた。
中島詩音をマークした武田だが、逃げる近畿勢に阻まれながらも懸命に追い上げて2着を確保した。
「大石(崇晴)君が番手から出るのか出ないのか分からなくて…。何とか2着に、と必死でした。久しぶりの33バンクでカントをうまく踏めなかった。技術的な部分で修正が必要ですね」と武田は冷静にレースを振り返る。
前走は地元で深谷知広との連係に、心が動いたという。
「深谷君はグランプリに乗ってほしい選手だし、まさか地元で連係できるとは思っていなかった。もっと頑張らないと、と身が引き締まったし、色々と考えさせられる開催でした。今の持ち場で、ひとつひとつしっかりとやっていきたい」
課題と収穫を胸に、武田はこれからも突き進む。