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緊張と覚悟を背負い、舘真成がつかんだ一着
レース後、舘真成は照れくさそうに笑いながら言った。
「ドキドキだったけど、勝てて良かったです」
単調な流れになり、おかれた位置は6番手。絶体絶命かと思われたが、踏み出したその瞬間から「スピード」は違った。
スタート前、彼の胸中を占めていたのは不安でも恐れでもなく、“やりきる覚悟”だったはずだ。近況の流れ、メンバー構成、自らに課してきたテーマ。それらすべてが、バンクに立った瞬間に一本の線としてつながる。
地元のエース格として負けられない強い気持ちはあったはず。
捲りの上を捲り切る圧倒的な強いレース。それでも本人は満足していない。
なぜなら今回は地元戦。予選はあくまで通過点だ。
目指すのは頂点。準決勝も必死にペダルを踏み込み、決勝戦まで勝ち上がる!