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【取手競輪 第1回ワールドサイクリスト支援競輪GⅢ】開催展望

2026/03/10

 裏開催とは言え豪華なメンツが集結。松浦悠士を筆頭に佐藤慎太郎や村上博幸らタイトルホルダーが意地を見せる。激闘の4日間から目が離せない!

豪華メンバーの激しいしのぎ合い!

 GⅢ「第1回ワールドサイクリスト支援競輪」が12日から15日の日程で取手競輪場を舞台に開催される。防府ウィナーズカップGⅡ出場組が不在で地元エースの吉田拓矢らS級S班はいないが、松浦悠士や佐藤慎太郎、村上博幸とビッグネームが顔を揃えた。

 今年最初のGⅠ・全日本選抜競輪で一昨年競輪祭以来のGⅠ優出を果たして復調をアピールした松浦悠士がV候補筆頭だ。取手は19年のGⅢ69周年を制し、72周年は準V。22年2月の全日本選抜競輪ではオール2連対の準優勝と好相性バンクだ。準決勝で落車して無念の途中欠場となった一昨年のウィナーズカップ以来の当地で大暴れを狙う。

 佐藤慎太郎も全日本選抜競輪GⅠで存在感を示した。単騎だった初日特別選抜予選で3着に入ってスタールビー賞に進出。準決勝で敗れはしたが、差し脚も上々だった。大台の通算500勝を直前の久留米FⅠで決めて勢いも十分だ。

 4月に47歳となる村上博幸も奮闘を続ける。落車明けだった全日本選抜競輪GⅠは準決勝まで勝ち上がり、最終日は白星ゲット。当地はGⅡ優出歴もあり、しぶとく上位争いに加わる。

 縦横無尽な走りで沸かせる渡邉雅也も見逃せない。持ち味がより生きる9車立てで俊敏な立ち回りに期待したい。高橋築もメンバー的に躍進のチャンスで気合いも高まるだろう。全日本選抜競輪GⅠの初日に落車した影響が少なければ侮れない。

 機動型ではパワー自慢の根田空史、岸田剛が楽しみな存在。ポテンシャル高い高橋晋也や、近況低調だが末木浩二も軽視はできない。番手回りが増えた林大悟だが、自分で動く際は積極的な攻めで魅了する。

 地元の茨城勢は石川裕二、横山尚則、河野通孝、松永将、梁島邦友の5人が参戦し、吉田兄弟らが不在の地元GⅢを盛り上げる。河野は2班だが1月のいわき平記念で決勝進出など点数を上げている。梁島は2月の当地FⅠで決勝進出と気を吐いた。地元勢最年少で唯一の自力型が初の地元GⅢ参戦で存在を大いにアピールしたい。

 それ以外では地区別に見ていきたい。北日本勢は元気いっぱいなベテラン内藤宣彦に、大森慶一、佐藤博紀、菊地圭尚と実績ある面々がずらり。売り出し中の125期の新鋭・小堀敢太にも注目してほしい。
 関東勢は志村太賀と中島詩音、依田翔大の山梨勢に、実績ある大矢崇弘、機動力魅力の荒川達郎が上位進出を目指す。
 南関東勢では、渡邉雅也とセット配分だと点数以上の奮闘を見せる長田龍拳に注目。石塚孝幸や大塚玲、福田知也の神奈川勢も軽視は禁物だ。
 中部勢は柴崎淳と笠松信幸のS1コンビに、S級へ戻ってきた竹内雄作が地力を示すだろう。
 近畿勢は高久保雄介に、2班勢も渡辺十夢、藤井昭吾、畑段嵐士、南潤と実力者が揃っている。
 中国勢は昨年初のビッグレース出走を果たした田中勇二や、池田良と山下一輝の奮闘に期待が懸かる。力をつけている青木瑞樹と角宗哉の先行力にも警戒が必要。静岡記念で準決勝まで進出した橋本凌汰も侮れない。
 久米良、島川将貴、小川丈太の徳島S1トリオが引っ張る四国勢は、しぶとい走りを見せる原誠宏も軽視は禁物だ。
 最後は九州勢。1月の地元FⅠでVを飾った坂本健太郎が復調ムード。上野優太と兼本将太の熊本同門コンビや、原井博斗、緒方将樹らの奮闘にも注目したい。

 

 

 

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編集部

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