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川崎F1ナイターの2日目が終わりました。
主力の根田空史、青野将大らが脱落する中、新鋭林昌幸が勝ち上がりました。
実力者雨谷一樹―神山拓弥や谷口遼平らを相手にどこまで善戦できるか楽しみです。
A級戦は機動型が揃った決勝で、こちらも見ごたえあるレースになりそうです。
両決勝戦から二名ピックアップ
12レース S級決勝 20:30発走 林 昌幸 (愛媛119期)
「いやー、根田さんを叩けたなんて。展開も向いてくれたけど、でも強い根田さんが相手ですからね。この一勝は凄く大きいです。確かに今回のデキは良いですけど、流れも向いてくれました。決勝も谷口さん、雨谷さんと相手は強いですけど、自分はいつも通りに自力で力を出し切っていくだけ。山形(一気)さんと決まる様に。」
初日のカマシ、今日の先行と連日インパクトある走りで勝ち上がってます。果たして台風の目となるか?
続いては
11レース A級決勝 20:00発走 松下 綾馬 (岡山121期)
「今まではあんな展開になって、山を乗り越えられずに終わったりしたことが結構あったのですが、今日はしっかり乗り越えられて。まずはそこですね。牽制も乗り越えて自分らしくジワジワと捲ることができました。同期の齊藤(雄行)さんの先行を捲れているし脚は悪くないと思います。ただ、行けるタイミングがあったのにそこで行けなかったのは反省かも。」
明日の決勝は単騎での戦いとなり
「決勝で単騎になるのは初めてかも。でも、逆に言えば自分の好きには走れるのでそこは気楽に。岩井(芯)君や中井(俊亮)さんも強いけど、どこかでチャンス狙って自力で優勝狙います。」
ちなみに、松下選手の後に同じ練習仲間の藤田昌宏が逃げて押し切り。松下選手の頑張りが火に付いた?のかもしれません。
その藤田選手からはきつーい一言
「松下君?勝ち上がったけど、あれでは全然ダメ。むしろ内容はマイナス。行ける所で行けないようでは。だから僕が背中で見せてあげた。そういうことにしておきましょうか(笑)。でも自分に関しては後ろのノリ(佐々木則幸)や三番手固めてくれた三宅(裕武)君のおかげ。二人がそれぞれ仕事してくれたからね。」