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青森 F2 ミッドナイト 2日目

2025/08/25

【青森・ミッドナイト】吉川希望は「初日の1着で気持ちも乗ってきた」

 

8月24日から青森競輪場で「ウインチケットミッドナイト競輪」のA級1・2班戦7車立7R制トーナメントが開催されている。

 2日目の25日に行われるA級準決勝7Rに出場する吉川希望選手に話を聞いてみた。

 予選は2Rに登場して人気を背負った。最終ホームで渋谷海-石坂永伍がカマシを決める。それを5番手から谷本奨輝が強引にまくって行き、まくり切れずだったが、その動きを見据えて4コーナーから大外を一気に伸びて1着スタートを決めた。

 その走りを振り返ってもらった。「谷本君が頑張ってくれた。まくり切れるかどうか分からなかったので、少し車間を空けて追いつつ見ていました。そうしたら石坂さんのところで止まったように見えたので、どのコースを行こうか考えていたら、また伸びて行った。4コーナーで止まったので、『もうここなら踏まないと勝てない』と思って大外を踏みました。石坂さんが振ってくるような感じがあったんですけど、何とか届いてよかったですよ」と振り返ってくれた。

 1本走ってどんな感じなのか問うてみると「バンクは重く感じたんですけど、自分のスピードで仕掛けていないからそう感じるのかもしれませんね。道中は余裕を持って周りが見えていたし、4コーナーから踏み込んだら伸びてくれたので悪くはないと思います」と言う。

 準決勝は笠松将太と3車の田中会心が相手となるが、「大垣での失格で気持ちが萎えたけど、初日の1着で気持ちも乗ってきた。しっかり自分の走りをするだけ」とキッパリ。

最後に32歳という年令だけに、将来的にどのように変化していきたいかを聞いてみた。

「そうですねぇ。年令の事を考えると追い込みの方にシフトしていかなくちゃいけないとは思っているんですが、『まだまだ自力でもやれる』という自負もある。その辺りで葛藤がありますね。脚があるうちに変化していかないと、苦労するかもしれませんよね。よく考えてみます」と言って締め括ってくれた。

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