FⅠ&FⅡニュース

【PIST6】勢いのままに! 初優勝に期待がかかる鈴木陸来

2022/11/20

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で20日から「PIST6 Championship」のフォースクォーター・ラウンド1が開催される。一次予選F(6R)に出走予定の鈴木陸来に話を聞いた。


過去に優勝経験があるのは藤井昭吾のみ。混戦ムードのなか、タイムトライアルを1位で通過したのは鈴木陸来。自己ベストとなる10340を計測した。

 

タイムトライアルを終えた鈴木は「自転車のセッティングは換えていないし、何も換えていないんですけどね。前回は何が悪かったのか分からないし、今回は今回で何が良かったのかコレといった要因が分からない(笑)」とポツリ。「変えたのは練習メニューぐらいなので、それが良い方向にいっているのかな。状態はタイムが出ているし、悪くはないと思います」。

 

鈴木は前々回に参加したセカンドクォーター・ラウンド7で決勝2位。今回が5度目の挑戦で初優勝へ注目が集まる。一番時計とあって周囲からの警戒も厳しくなるが「レースで自分の動き待ちになれば、自分にとっても仕掛けやすくなるのでやりやすい。タイムが出たことで自信を持って挑めると思います。これまでは気持ちで負けてしまう場面もあったので…」と話す。

続けて「主導権を取れたらいいけど、レースの流れを見ながら仕掛けどころを逃さないように気をつけて走りたい」と気を引き締めた。

 

 今回、同あっせんの長田龍拳とは互いに学生時代から静岡県代表として国体に出場するなど気心の知れた仲。長田はスプリント種目で高校3冠の実力者だ。

鈴木は「龍拳の力はこんなものじゃないですよ。まだまだ実力を発揮できていない。そんな龍拳にドーナツを買ってきてあげたので、これでスイッチが入るでしょう!」と後輩想いの一面を覗かせる鈴木。

ぜひとも決勝で静岡若手コンビの優勝争いが見たい。