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松戸競輪 栗本尚宗
松戸競輪「第24回吉井秀仁杯(F1)」は8日に準決戦を終えた。地元で決勝進出を果たした栗本尚宗に話を聞いた。
予選はバックから捲り上げて1着だった栗本。レース後に話を聞いてみると「引っかかりはあるんだけど、セッティングが悪いのか、力が入ってしまい最後は脚一杯。準決までには調整してみます」と話していた。勝負どころの準決は正攻法から突っ張って先制。逃げ切るかに思えたが内を掬ってきた高野信元に交わされてしまった。
「最初は中団と考えていたんですが、正攻法だったので相手の動きを見ながら走りました。ただ、3番手以降が併走で来なかったので、自分が引けなくなる辺りから突っ張って行こうと踏み上げました。外から来るのは考えていましたが、まさか内から(高野が)来るとは思いませんでした」とレースを振り返った。
初日は自転車にやや引っかかりがあるものの、ハンドルの位置が近すぎて力任せになってしまったようで、再調整して走った準決では「今度は逆に遠すぎて良い感じではなかった。でもこれで大体の位置は分かったので、決勝に向けてしっかり修正する」とキッパリ。決勝は齋藤雄行の番手回り。地元優勝に向けて全ての条件が揃いつつある感じだ。