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3レース7番車で出走した高鍋邦彰。あまりヨコのイメージはない選手だが、先行態勢に入った眞砂英作の番手に巧く追い上げて番手を奪うと、最終バック手前では番手から早めに発進。最後は本線の中部勢に捕まるも3着に粘り込んだ。
2車単では780円の配当が、高鍋の3着で3連単33,100円と跳ね上がって高配当を演出した形に。
「最悪、中団外併走も考えて仕掛けたんですが、眞砂君が外に上がって守安さんが内を締めてたので併されても(番手に)降りれそうだなと思ったんです。巧く番手にハマれてそこから仕掛けるタイミングはまずは後ろからの仕掛けに被ってしまったらダメだし、眞砂君は踏み上がったら強いので、その前に仕掛けようと。先行しているみたいな感じでキツかったですね(笑)。
ここ最近まで家の事もあってバタバタしてたので思う様な練習が全然出来てなくて、ここまで点数を落としてしまったんです。ようやく落ち着いて今回はしっかりと練習が出来たんですが、やっぱり練習が出来た分、体が勝手に動きましたね。それにしても今回は勝ち上がりが厳しいし3着だったのが悔しい。こういう気持ちがなくなったら終わりなんで、また一戦一戦頑張って行きますよ!」
直近の競走得点は80点を切ったが本来の走り、気力を取り戻しつつある高鍋は今が買い時だ。