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平塚競輪ミッドナイト(七レース制A級三班戦)の初日が終わりました。
様々な条件がかさなって人気サイドで決まっていました。
二日目は一転して僅差のレースが多く、首位争いはどこも接戦模様です。
初日のレース後からまずはこの人から
七レース チャレンジ準決勝 23:30発走 吉田 優斗 (岩手125期)
「初日走ってみて良くはないけど、でもすごく悪いわけでもなかった。久しぶりに突っ張って先行して押し切れたのは良かったです。まずはしっかり走れて何よりだと思います。準決勝で飛んでしまうことも多いので、しっかり自力で。」
練習中にケガをしたそうで
「高松の後に腰を痛めて、治療してイザ練習を再開しようと乗りはじめてバンクを一周したところで落車してしまって…。顔面から落ちて前歯を折ってしまいました。でも思ったよりは走れそう。」
話していても痛々しい様子は伝わってきました。準決勝は同期のライバル弓矢輪太郎が相手。本来のデキではなくても意地は見せたい。
続いてはこの人
五レース チャレンジ準決勝 22:36発走 油谷 蒼 (兵庫125期)
「練習グループの井上将志さんとワンツーで勝てたのは良かったんですが…。それよりも三番手に付いてくださっていた杉山正和さんを競らせてしまったのが申し訳なくて。自分の中では三番手までしっかり出切れるように仕掛けたつもりだったけど。自分の中ではラインで出切って決めたい気持ちが強く、それができなかったのは残念。出切ってから流すクセがあるので、それがダメだったのかも。そこを修正したいです。」
平塚初出走です。得意な形、理想の戦法は?
「カマシとかが得意ですね。将来的には自在に戦うスタイルが目標です。ヨコは嫌いではないです。でも今は新人なので、自力でしっかり力を付けていこうと。」
練習は?
「今は村田雅一さんにお世話になっています。基本的に明石自転車競技場に来られる選手の皆さんにお世話になっています。もともとラグビーをしていたんですが、転向してからは師匠澤田義和さんや特に村田さんには一から面倒を見ていただいて。今日のダービー最終レースも見てました。一着を取られていて、凄く刺激になりました。兵庫県の選手皆さんが良くしてくれますし、僕は年齢的にも他の同期に比べて時間があるわけでもない。早く力を付けて、上のレースを走って皆さんに恩返しがしたいです。」
初日のレース後もしっかりクールダウンをして、先輩選手のアドバイスを熱心に聞いている姿が見られました。
準決勝も注目したいですね。