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平塚モーニング競輪の二日目が終わりました。
話題の丸山留依選手は完勝して、明日の決勝で127期(早期卒業の市田龍生都を除く)特別昇班一番乗りを目指します。
当然別線となった山本和瑳や、状態良くなくても力強い走りを披露している成海大聖、単騎でもベテランの存在感を醸し出す増成富夫と相手は強化しましたが、楽しみな一戦です。
そんな決勝に勝ち上がった選手から二名
まずは主役のこの人
7レース チャレンジ決勝 10:35発走 丸山 留依 (静岡127期)
「後ろが競りになるのは初めてだったし、行くタイミングもいろいろあったと思います。本当なら赤板の所で行きたかったけど、そこで行けず。次のタイミングで行ければ良かったけど、伊藤さんが離れたタイミングで踏んでしまって。ラインで決まらなくて申し訳なかったです。でも、レースはしっかり見えているし、脚に関しても問題はないです。ここまで来たら(3場所完全優勝で)特別昇班は狙いたいですね。」
続いてはそれを阻止できるか?ベテランのこの人
7レース チャレンジ決勝 10:35発走 増成 富夫 (岡山66期)
「山本君も新人で、後ろが併走になって走り方がよくわからなかったんだと思いますよ。隊列が短くなってくれ
た分、自分に仕掛けるチャンスが出てきたので、流れが向いてくたおかげ。脚的には特に変わらないですよ。東の並びがどうなるか気になっていたけど、どうやら新人は別で、それぞれに関東勢も別れていくみたい。それなら自分は単騎で、どこかで行ければと思っています。」
続いて
「本当は話したくないけど(笑)。あれ、山本君で言えば、後ろを気にしないでペースをもっと上げて踏んでいれば、僕らは6番手7番手。関東勢は捲って来れないんだからもっとラクに自分のレースができたはず。自分もそんな後ろからは捲れなかったと思うし。確かに出始めの新人の子がすぐに理解するのは難しいとは思うけど。」
(増成さんの組み立て方とか走り方とか、新人の子も勉強になると思いますよ?)
「今はスマホとかタブレットとか、レースをすぐに見れる時代でしょう。僕も岡山の若い子らに口酸っぱく言っているけど、他の人のレースをよく見て勉強したらいいと思う。昔なんかは同期とかの伝手を頼ったり、いろんな人から話を聞きながら勉強していった。それを繰り返して、失敗しながらレースを覚えて行ったけど、今ならすぐにレースを見ることができるんだし、昔みたいな苦労はしなくても自分で勉強できるんだから、こんな良いことはない。もっと利用できるものは利用しないと。もったいないよね。」
自力一筋の大ベテランの言葉は重みがあります。