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_川崎競輪場で19日から「桜花賞・海老澤清杯(GⅢ)」が開幕。S級二次予選に出走する中野慎詞に話しを聞いた。
_初日は全ツッパで2着の中野慎詞
_初日は予選のメイン11レースに登場した中野慎詞。当然、世界を舞台に戦っている中野に人気は1本被り。レースは前受けを選択から誰も出させることなく全ツッパも緒方将樹の猛抵抗を退けるのに脚を使って番手和田圭に逆転差しを許した。
_緒方は1人で来ていたし、出して番手に嵌まってもよかった気もするが「F1戦なら出していたかもしれないけど、記念なので突っ張りました。内に詰まるのが自分の負けパターンだと思っているので今日のような走りもしていかないと」と自己分析。
_「抜かれてしまったのは自分の力不足。味方に差されてしまうのは仕方ないと思うけど、あれでも押し切る力を付けないといけない」と求めるレベルは高い。
_今年の10月にはチリで行われる世界選手権が控えている。直前はナショナルチームで練習してきたそうで「まだ時間があるのでしばらくは競輪に集中。海外からそのままレースに臨むよりも体は全然楽。今日走っていても全く重い感じはなかったし、疲れとかも問題ないです」と万全の状態だと言う。
_二次予選は番手が地元の松谷秀幸。本人は「しっかり出し切るレースがしたい」と話していたし、再度の2周先行を魅せるか。