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11日から大宮競輪場で「ニッカンコム杯&CTC杯」が開催される。初日特選12Rに出走する藤田周磨に話を聞いた。
地元戦となる藤田は、直前の2場所(平塚、宇都宮開催)は惜しくも準決勝敗退で悔しい結果。
「調子が悪かった訳ではないのですが、展開が難しかった…。(直前)2場所とも決勝は逃してしまったけど、今回の地元戦は絶対に決勝に乗りたい!」と今開催に向けての気合がヒシヒシと伝わってきた。
意気込みを見せる藤田は来期、初のS級昇班が決まっている。今は来期に向けて、レースで長い距離を踏もうと心掛けているそうだ。
そして、今回の初日特選は⑦藤田周磨-④高橋広大-①和田禎嗣と結束の固い、しっかりした地元3車のラインが出来た。
「地元の先輩2人が後ろを固めてくれるのは本当に心強い。直前の練習の感じは良かったし、思い切った競走を心掛けたい」と初日の意気込みを話した。
藤田の地元戦は今回が3回目。初参加時(2022年1月31日から2月2日開催)は1着・3着で惜しくも決勝を逃してしまったが、2回目(3月24日から26日開催)は連勝で勝ち上がり、決勝は準優勝を決めた。
練習で走り慣れたホームバンクで地の利を生かしたい。まずは初日特選からいい流れを引き込めるか、注目したい。