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「今年S班で優勝していないの僕だけなんです…」。
守沢太志は現在の賞金ランキング第5位。年末のGPへ向けて安全圏と言える位置にいる。今年は前半戦こそ苦戦を強いられたが、4月の川崎記念で決勝に乗るとそこから急上昇。ダービー3着、オールスター3着と着実に賞金を上乗せし、前回の親王牌では優勝かと思うほどの捲りを繰り出し2着と決定打を放った。
「バック付近ではいけるかなって思いました。あの最後の煽りが効きましたね。結果的に優勝はできなかったけど、新田がグランドスラムを決めてくれたので良かった」と直前の親王牌を振り返る。
「タイトルを獲りたいって気持ちよりも毎年、GPに出るって気持ちの方が強い。そこが甘かったのかな。前回の京王閣記念で宿口さんが優勝したのでS班で今年優勝していないのは僕だけになった。今回は今年最後の記念になると思うし、狙って行きたい」と意気込む。
「調子は引き続きいいと思います。次は競輪祭が控えているし、次に向けて良い開催にしたい。一戦一戦精一杯頑張ります」と力強い言葉で締め括った。