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高松競輪 1日目 12R 1番車
香川 雄介 選手
記者「最近、弟子の真砂選手と一緒に街道練習に行っているらしいですね。」
香川「行っきょるよ。」
記者「自分の練習もあるのに大変じゃないですか?」
香川「アレはアレで俺の練習にもなるけんエエんよ。真砂の高松の準決勝見た?」
記者「僕が取材していたので見てましたよ。」
香川「あれどう思う?俺、久々に怒ったわ。自分より強い選手が駆けとんのに後ろで車間切ってフラフラして。内掬われて。俺が太田竜馬と連係して車間切るようなもんやろ。ありえんわ。決勝で3番手を回ったんは何とも思わん。ライン固めたって事やろ。あの準決の走り方はイカン。」
記者「香川選手も怒るんですね。」
香川「俺らの仕事はお客さんにお金賭けてもらっとる。そこは忘れんようにせんと。無茶は言わん。自分の出来る事を精一杯やらな。」
記者「初日は西日本は岩谷拓磨選手と北村信明選手です。北村選手はコメント貰っていて香川さんの後ろって言ってくれています。」
香川「岩谷に頑張ってもらお。ちょっとメンバー見せて。何コレ?!強すぎんか?何でこんなにメンバー集まっとん?もぉ~やめてくれよ。」
記者「前回、落車がありましたけど、ケガは?」
香川「ケガは大丈夫。大したことないけん。」
記者「香川選手。地元記念の斡旋が無かったですね。」
香川「それな。ほんまに走りたかった。あるもんやと思って練習もやっとったのに。」
記者「その分までここで頑張ってください。」
香川「自分に出来る精一杯の事はやる。」
地元のエース香川。冗談も交えて、いつも包み隠さず何でも答えてくれる。弟子の面倒を見て自分で思い返す部分もあるだろう。満身創痍の身体にムチを打ち、ファンの為に全力を尽くす。