ルーキー特集

【日本競輪選手養成所 卒業記念レース2025】男子、女子二走目 2着コメント

2025/03/04

1R 女子予選二回戦

2着 北岡 マリア (石川)

 

「番手を回れてコーナー過ぎから抜きに行きましたが差し切れず…。ここに向けての仕上げができていない感じがします。自分の長所は捲りと追い込み。守りに入っている部分があるのと、周りが力を付けているのを感じて出遅れていますね。明日に向けてもう少し状態をアップさせたい」。

※中学生までトライアスロンをやっていたとの事でガッツがある印象。練習仲間にはガールズ選手も多く環境が良いはず。まだ本来の走りを見せていない印象だが、在所2位の意地とプライドをみせてもらいたい。

2R 女子予選二回戦

2着 千葉 捺美 (群馬)

「動く人が少なめだったので、スタートも周りの動きを見て考えました。雨のレースは養成所でもありましたが、これだけしっかり降った中で走るのは初めてで水しぶきが凄かったですね。私は何事もチャレンジが好きなので、デビューが遅かった分、これから選手として勝負できるのが楽しみです」。

※大学卒業から社会人を7年とデビューが遅れたが、元々はスピードスケート出身で自転車との共通点はあった様子。今回生の生徒会長でもあり、同期を引っ張ってきた精神的支柱の印象もある。

3R 女子予選二回戦

2着 川原 未紀 (千葉)

「車番が良かったので、前々に勝負しようと考えていました。要所で反応しながらの2着だったので走りには納得はしています。バスケットボールをやっていて自転車歴は短いですが、デビューしてからも自分の走りをしていきたいですね」。

※競輪好きだった実父の勧めで競輪選手を目指したとの事で、自転車歴は短いがそれを補う味方が居るのは大きな力になるはず。瞬発力があるバスケットボールの経験は競輪でも生きるはず。

1R 男子予選二回戦

2着 杉浦 颯太 (北海道)

 

「この2着で準決勝には行けたので良かったです。自分の持ち味はダッシュ。このまま自力選手としてS級に行く事が目標です。父(康一)からは卒記は周りが荒い競走をするから落ち着いて走れとだけアドバイスもらいました。その走りは出来たと思います」。

※ゴールデンキャップを2度獲得と潜在能力が凄い。近年は北海道からは中石湊(125期)を始め着々と若手で力がある選手が登場し始めた。この流れでいけば何年後かは北日本を代表する選手の1人にはなっている。

2R 男子予選二回戦

2着 野中 龍之介 (神奈川)

「序盤で脚を使ってしまって焦ってしまった部分がありましたね。それでも何とか準決勝に進めてホッとしました。この一年は思ったより充実していたのか1年が早かったです。決勝に乗れる様に準決勝もしっかりと」。

※マイナー競技で世界を目指すイベントの募集で自転車を始めて競輪の世界へ足を踏み入れたとの事。訓練では先行に拘ったレースが多く先を見据えた走りをしていた。得意のダッシュを生かした走りを使い分けて準決勝突破を狙う。

3R 男子予選二回戦

2着 畑崎 大輝 (青森)

 

「1走目に7着をしてしまったし、準決勝に行くには確定板には入らないとの気持ちしかなかった。邊見候補生が強かったの一言。この2走で思ったのは、もっとパワーを付けないと戦えないなって思いましたね」。

※養成所では自主練で得意の地脚に磨きをかけたと本人談。今後も得意分野を伸ばしていきたいとの事で、この先も更なるパワーアップをしてどのレベルまで上げてくるか。

4R 男子予選二回戦

2着 新垣 慶晃 (沖縄)

「自分からも仕掛ける事は考えていましたよ。そうしたらたまたま目の前に在校1位の尾野候補生が居たのでラッキーしましたね。爆発力ある踏み出しですから、離れないように気を付けました。メンバーがキツく感じた2走目の方が緊張はしましたね」。

※予選は2着2着でクリア。流れも良さそうだが、第三回記録会ではゴールデンキャップを獲得するなど能力は高い。勢いを味方に付け、この流れのままいけるか見もの。

5R 男子予選二回戦

2着 大塚 城 (静岡)

 

「雨が強くなってきていたので、前々には勝負したいなと。展開良く行けたけど差されてしまって。もうちょい仕掛けが遅くてもの気持ちはありましたが、被る前にいけたので。準決勝もしっかり頑張ります」。

※本人から聞いたが、地元の応援団からの声援は相当大きいらしく力になっているとの事。メンバー次第で走り方は考えたいと総力戦の構えもうっすら。地元の力でまずは決勝進出を狙う。

6R 男子予選二回戦

2着 馬越 裕之 (奈良)

「自分は地脚でダッシュがないのもあり、後ろにならないように2走目は前々にの気持ちを持って走っていました。狙った走りが出来て良かったです」。

※滝澤所長のT教場に入って強化に励めたとの事。中長距離の出身でダッシュは苦手との事だが、かなり改善したように思えるし、流れに乗れれば一気に仕掛け地脚を生かした走りに転じられるのは強み。

7R 男子予選二回戦

2着 真木 寛斗 (愛知)

「車番が良かったので前々に意識した走りでいこうと。自分は2走目の方が緊張しました。ここで取りこぼしたら準決勝に進めないのがあったので。位置取りは得意なので、今後もそれを意識した走りをしたいです」。

※本人が言うには位置取りが大の得意らしい。正直タイムは出せずながらも在所は12位とプロ向きに思える印象。目標の選手は南修二(大阪88期)との事で、ヨコにタテに縦横無尽の走りに期待。

8R 男子予選二回戦

2着 柏野 健吾 (岡山)

 

「今回は養成所の最後のレースなので、自分なりに調整してきました。脚質は地脚。地脚すぎる地脚でダッシュがなさすぎなんですよ。それでもダッシュの強化をしているし以前よりは良い感じになってきました」。

※師匠の三宅達也と叔父の柏野智典を目標としているらしく、GⅠで戦っていた選手が周りにいるのは強みなはず。まだまだ強くなる要素を感じた1人。

 

 

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