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2日目4レース選抜戦、9番車で出走した安部貴之(宮城・92期)は、初日に続いて原大智(宮城・117期)に託しての一戦。最終2コーナーから原が落ち着いて捲り発動、前団捕捉するとゴール前では安部が逆転差しで通算300勝目の勝利となった。
「初日も安部君が頑張ってくれて、相手が強かったのでダメだったけど、今日はコマ切れで力も拮抗してたのでチャンスはあるかなと。良い展開になりましたね。彼も決まり手がなくなってきて、積極性も出したいが結果も伴わないと、という難しいところだけど、落ち着いて走ってくれました。点数以上に間違いなくポテンシャルは高い選手なんでね。そこを競輪に巧く活かしていけるかというところですよね。
俺は追走で一杯(笑)。300勝達成は少なからず応援してくれていたお客さんが2、3人はいたと思うので良かったです(笑)。今は前の選手のおかげだけど、これまでの1着はどれも嬉しいし、特別どれが頭に残ってるというのはないかな。299勝になってから1着を獲るのに結構掛ったので、この1勝は間違いなく思い出に残るとは思います。同県の大槻(寛徳)さんとか年上だけど、まだまだ活躍されてるし自分もそこを目指して行ければと思ってます」。